作成日：2024/05/01
辞められない工夫が採用力強化の第一歩
コロナウィルス感染症による企業活動の低迷期が空け、徐々に再開というこの時期に、
人手不足でお困りの企業様が多くなっています。
求人広告会社を使って、成功報酬は年俸の３０％という法外な金額を払っても自社の求める
人材にになかなかめぐり逢えない。
はたまた、今いる社員の友達にきてもらうリファーラル採用、出戻り転職などなど新手の手法も
まかり通るご時世となっています。
しかしながら、かつてない人手不足・求人難のいま、会社が人手不足対策の第一歩として
行うべき手は、“今いる従業員に辞められない工夫をすること”です。
行うべき手は、“今いる従業員に辞められない工夫をすること”です。
人材採用・入社後活躍支援業のエン・ジャパン(株)が２０２２年１０月に同社の利用者 10,432
名 から得たアンケート回答【会社に言えなかった本当の退職理由】によれば、
①職場の人間関係が悪い（3%）、②給与が低い（34％）、③会社の将来性に不安を感じた（28％）、④社風、風土が合わない（24％）、⑤評価、人事制度に不満があった（22％）の順となっています。
①職場の人間関係が悪い（3%）、②給与が低い（34％）、③会社の将来性に不安を感じた（28％）、④社風、風土が合わない（24％）、⑤評価、人事制度に不満があった（22％）の順となっています。
人間関係と人事・評価制度を合わせると全体のほぼ３分の１です。
ですから、よほど他に群を抜く魅力がなければ、まず職場の雰囲気づくりや、公正な評価・人事
制度に取り組むだけでも会社の魅力は高まるはずです。
このようなことは、経営者にしかできず、経営者が本気で取り組むべき仕事です。
つまり、経営者次第ということです。
