作成日:2020/12/29
ニュースレター丑年新年1月号 山本有三氏の『心に太陽を持て』と共に



 新年明けましておめでとうございます。

 

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コロナ渦の中、日はまた昇ります。

『心に太陽を持て』  フライシュレン原詞 山本有三訳

 

唇に歌を持て
ほがらかな調子で
日々の苦労に
よし心配が絶えなくても
唇に歌を持て
さうすりゃ何が来ようと平気じゃないか
どんな寂しい日だって
それが元気にしてくれる

他人のためにも言葉を持て
なやみ、苦しんでいる他人のためにも
さうして何でこんなに朗らかで
いられるのか
それをかう話してやるのだ

唇に歌を持て
勇気を失ふな
心に太陽を持て

さうすりゃ何だって
ふっ飛んでしまふ


 

 

イギリス近くの海で一そうの船が大型船と

衝突、沈没し、

多くの乗客・船員が海に投げ出されました。

夜のことで、霧も深く 救助は難航しました。

 

救助を待ち、ただひとり 暗い波の間に

浮かんでいた男がいました。

腕も足も疲れて、もう長くは泳いで

いられないような気がしました。

死にたくないと、助けを呼んだり祈ったり

していたところ、

突然、きれいな歌が聞こえて来ました。

 

その歌の方へ泳いでいくと、

何人かの婦人が大きな材木につかまっていました。

歌を歌っていたのは その中の

ひとりのお嬢さんでした。

 

元気を取り戻せたことに礼を言う男。

すぐに周りのご婦人たちは、救助が来ないことに

不満を漏らしますが

すぐまた お嬢さんは歌を歌い始めます。

 

愚痴ではボートは呼び寄せられない。

自分も、お嬢さんの歌を聞いて

ここへ泳ぎついた。

 

そして、他のご婦人へ自分も歌える童謡や民謡を

みんなで歌うことを提案し、合唱がはじまります。

何曲も繰り返し、歌うのをやめてしまった人さえある中、

お嬢さんは合唱の中心になって

美しい声をふるわせていました。

 

すると、遠くの方で何か音がします。

ボートです。

救助のボートが来てくれて

そこにいた全員が引き上げられました。

 

男はお嬢さんの前に行って挨拶しました。

「お嬢さん、あなたの歌が、わたしたちを

救ってくださったのです。

ありがとうございます。ありがとうございます」

 

 

 

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